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筆記試験問題の出題元

「手話通訳者登録試験をめざす人たちの学習教材」に付いている筆記試験の問題には、各設問ごとに【基礎課程改訂版講義編 「ボランティア活動」】などというように出典が書かれています。

つまり出題範囲として指定されている入門から実践までのテキストの範囲を超えては出題されないということですから、筆記試験対策は、入門・基本・基礎・応用・実践の5冊のテキストの講義編を元に、用語のチェックや関連知識を整理していけば十分なようです。
また、各項目と出題実績を一覧表にして、どの項目からどんな問題がどの程度の頻度で出題されているかをチェックするのも良いかもしれません。

手話通訳士試験は一次試験もとても大変ですが、統一試験はそこまで神経質にならなくてもテキスト講義編に沿って基本をキチンと勉強するという姿勢でいけそうです。
もちろん、日聴紙(日本聴力障害新聞)や地元ろう協会の機関誌、全通研の機関誌や県支部の会報などの最新情報もチェケラッ!ですね。

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過去問ビデオ視聴記(16年度試験問題版)

「手話通訳者登録試験をめざす人たちの学習教材」ビデオを早速見ました。取りあえず新しい方から見ておこうと思い5(平成16年度試験問題版)を視聴。
ビデオは、1.場面別通訳(聞き取り表現) と2.要約筆記(読み取り)で構成されています。試験実施要項には、(1)要約筆記 1問、(2)場面通訳 1問 と順序が逆になっています。
1.場面別通訳
最初に試験のやり方の説明画面が出ます。
そして試験問題ビデオがそのまま流れます。16年度は、「マンションのエレベーター改修工事説明会」という場面設定。
最初に戸惑うのが、当然ながら画面には手話通訳者が写っていないので、「自分(手話通訳者)はどこに座っているのか?」を自分で判断して手話通訳を始めなければならないことでした。これはけっこう動揺しました。
ビデオ映像は説明会の様子全体を映しているのに、自分はその中で通訳しているつもりでカメラに向かって通訳しなければならないわけです。
最初、司会者のあいさつから始まって、次に工事施工業者の説明があります。「鈴木建設の田中です。」なんて、案外、焦る部分です。
聴者がいくつか質問をして、司会者を通して、業者の田中さんが答える形です。「工事期間は?」との質問に対して「6月から12月初旬には終わる予定」の「初旬」も戸惑います。
そして、ろう者が発言。ここは読み取り通訳です。会議での発言なのでそれほど難解な表現はありませんが、細かいところまで丁寧に読み取るのはなかなか難しいです。
その質問に業者が答えて、そのあともう一度ろう者が手を挙げます。このとき、司会者がこれ見よがしに下を向いて記録を書いています。おそらくここでは手話通訳者が「はい」とか「すみません」とかろう者が手を挙げていることを「通訳」させる意図があるのでしょう。ビデオでは、ろう者が手を挙げていることに気がつかない司会者を隣に座っている工事業者が突ついて知らせる演技になっていますが、ここは手話通訳者が「伝え」なければならないところだと思いました。
そのあと別の聴者の発言があって、あっさり閉会です。それほど長くはありません。よくあり事ですが、終わりが結構バタバタっと終わってしまって、通訳が追いつかなくなる場面です。司会者と工事業者が早口で挨拶してとっとと終わってしまうのです。ここなんかも手話通訳者が簡潔に表現し、流れに遅れないように通訳すべきところなんだろうなぁと感じました。
1-2.場面通訳試験参考回答例
次になんと、おそらく実際の試験で撮影したのであろう「回答例」が5名分収録されています。16年度版では北海道、神奈川、静岡、長崎、鹿児島の5名の受験者(?)がビデオカメラに向かって通訳している様子が、見られます。これはなかなか素晴らしいです。とても参考になります。
2.要約筆記試験問題(読み取り)
最後に読み取り筆記の試験問題です。2回放映されます。1回目は「メモを取らずに見なさい」と指示があり、2回目は「メモを取りながら見なさい」となっていて、その後「15分間で清書」という試験です。これが結構長い。はかってみたら2分45秒くらいのお話しです。試験実施要項に「約3分」と書いてありますから、決して長くはないのですが、要約筆記するにはそれなりのトレーニングが必要だと感じました。でも、確か手話通訳士試験では「読み取り筆記」がなくなるなんじゃなかったかなぁ~。実際の現場では「筆記」、まして「要約筆記」することってないからなぁ~などとまた愚痴をこぼしたりして…。登場するろう者は岐阜県の劇団いぶきの方で、とても明瞭な手話表現でした。冊子にこれも「要約筆記解答例」が5名分掲載されています。こっちは「模範解答例」ぐらいあってもいい気がしました。

そんなわけで、やっぱ受験するなら必ず買って、見ておかなければならないビデオという仕様になっています。なんせ試験問題そのままですから。

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実技試験対策

実技試験の対策としては、「手話通訳者登録試験をめざす人たちの学習教材」なるビデオがあるのだ。
このビデオは、社会福祉法人 全国手話研修センター「企画・編集・発行」となっているのだが、なぜか全国手話研修センターのホームページでは、出版元カテゴリー「全国手話通訳問題研究会(全通研)」となっていて、実際には全通研サイトの「書籍・ビデオ」コーナーにしか掲載されていない。要するに全通研で作ってるということなのだろう。私も地元通研の書籍担当者にお願いしてまとめ買いした。

・手話通訳者登録試験をめざす人たちの学習教材1(2100円)モデル試験解説
・手話通訳者登録試験をめざす人たちの学習教材2(2200円)H13年度試験問題解説
・手話通訳者登録試験をめざす人たちの学習教材3(2400円)H14年度試験問題解説
・手話通訳者登録試験をめざす人たちの学習教材4(2400円)H15年度試験問題解説
・手話通訳者登録試験をめざす人たちの学習教材5(2400円)H16年度試験問題解説

締めて11,500円、う~んすごい初期投資だ。最新号は去年の7月31日発行になっているから、H17年度試験問題の解説版も夏には出ることだろう。

このビデオはただのビデオじゃなくて、なんと「解説書」なる別添冊子に筆記試験問題とその解答も掲載されている。え~こんなところで「公開」されていたのかぁ~!と驚いた。なんか「抱き合わせ販売」に近いような印象を受けたのは私だけだろうか?

 全国手話研修センターのホームページに試験問題が掲載されていない理由がこんなところにあったのでは?というなんだか割り切れない気持ちになった。

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取りあえず武器の準備を始める

ターミネーター3でも、シュワちゃんは取りあえず戦いの前に武器を揃えてましたので、私の手話ちゃんもまずは、武器ならぬ「試験勉強に使えそうなテキストや資料」を揃えることをやってみました。
例の「山梨県の」手話通訳者統一試験実施要項に書かれた【参考図書】を読むと、

1.新・手話教室入門テキスト・・・講義編には
(1)「聴覚障害の基礎知識」
(2)「手話の基礎知識」
(3)「聴覚障害者の生活」の3本が掲載されています。まずはこれをチェック!

2.手話教室基礎(改訂版)テキスト・・・講義編には
(4)「障害者福祉の基礎」
(5)「聴覚障害者活動と聴覚障害者福祉制度」
(6)「ボランティア活動」
+「巻末資料」として「身体障害者障害程度等級表」「障害者の権利宣言」「障害者プラン」

3.手話通訳者養成講座テキスト基本課程(改訂版)より
(7)「手話通訳者の基礎的知識と心構え」
(8)「身体障害者福祉概論」
(9)「ソーシャルワーク概論」

4.手話通訳者養成講座テキスト応用課程(改訂版)より
(10)「手話通訳の理念と仕事1」
(11)「ことばの仕組み」
(12)「手話通訳者の健康管理」

5.手話通訳者養成講座テキスト実践課程(改訂版)より
(13)「手話通訳の理念と仕事2」
(14)手話通訳者登録制度の概要」
(15)「聴覚障害児の言語発達」

これだけ読みこなすのでもかなりハード。その上「国語」がある!
今のところの参考図書はさっきの要項になかったけど、小嶋栄子さんの「手話通訳者のための国語」(発行;クリエイツかもがわ)が唯一といえるだろう。

あとお薦めなのが全日本ろうあ連盟が発行している「50年の歩み そして未来へ」だろう。

これ以外についてはまた明日考えることにします。

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手話通訳者統一試験に挑む!

今年から地元で「手話通訳者統一試験」が実施されることになった。
「統一」ということだからその前は「県独自」だったわけだ。4月の県ろうあ協会機関誌には「最後の○○県手話通訳者認定試験」とのタイトルで合格者6名が紹介されていた。
「県独自」でさえ狭き門なのに、「統一」っつうことになったらやっぱもっと難しいんだろうなぁ~。どんな試験になるんだろう?
と思ってググってみると・・・。う~ん?トップに出てくるのは山梨県手話通訳者認定試験実施要領じゃん。なんで?公式サイトは?仕方がないので山梨県のを読んでみると

「手話通訳者として必要な知識及び技能を審査するため、筆記及び実技試験の問題、採点基準、合否判定基準及び具体的実施方法等について社会福祉法人全国手話研修センターから提供を受け、各都道府県試験実施団体はそれに基づき手話通訳者統一試験を実施する。」

とのこと。そうか試験問題は「提供」されるけど、実施主体は都道府県なんだ。
でも、少なくともこの「全国手話研修センター」のホームページに「手話通訳者統一試験実施要項」と過去問は掲載して欲しいよなぁ~。
これまではどんな問題が出てたんだろう?とりあえずそれを調べるところから勉強を始めなきゃね。
今日のところは、とりあえず試験科目と出題範囲を読んでおこう。

Ⅲ.試験科目及び出題範囲

1.筆記試験(90分)(全国手話研修センター統一試験)
(1) 手話通訳に必要な基礎知識
    厚生労働省手話奉仕員及び手話通訳者養成カリキュラムの範囲

聴覚障害の基礎知識、手話の基礎知識、聴覚障害者の生活、障害者福祉の基礎、
聴覚障害者活動と聴覚障害者福祉制度、ボランティア活動、手話通訳の心構え、
身体障害者福祉概論、ソーシャルワーク概論、手話通訳の理念と仕事Ⅰ・Ⅱ、
ことばの仕組み、手話通訳の健康管理、手話通訳者登録制度の概要

【参考図書】 発行:社会福祉法人全国手話研修センター
「新・手話教室入門」テキスト
「手話教室基礎(改訂版)」テキスト
「手話通訳養成者講座 基本課程(改訂版)」テキスト
「手話通訳養成者講座 応用課程(改訂版)」テキスト
「手話通訳養成者講座 実践課程(改訂版)」テキスト

(2) 国  語
手話通訳に必要な国語についての基礎知識や総合的な国語力の範囲
① 発音の仕方、音の区別、アクセント等
② 単語(言葉の意味、類義語、同音異義語、和語、漢語、外来語、新語、慣用句等)
③ 文法(品詞、文の構造等)
④ 文字(漢字、仮名遣い、表記法等)
⑤ 表現法(語の使い方、諸種の文章の書き方等)
⑥ 文章解読(やや長文の理論的な解読・要約等)

2.実技試験(全国手話研修センター統一試験)
(1) 手話の要約試験(筆記) 1問
 ビデオテープ(約3分)で試験問題を2回流した後、15分間で内容を要約し解答用紙に指定の字数内で記述する。出題内容は、講演、相談、医療、文化活動等の内容に関する問題とする。
(2) 場面通訳(場面における聞き取り及び読み取り通訳)  1問
 ビデオテープ(約3分)でろう者と健聴者の会話場面の試験問題を流し、ろう者の手話の読み取り通訳、健聴者の音声を聞き取り通訳する。通訳内容はビデオカメラで収録し、録画に基づいて採点する。出題内容は、相談、医療、労働、文化活動等の対話場面に関する問題とする。

筆記は2科目かぁ~。「手話通訳に必要な基礎知識」と「国語」ってずいぶん範囲ばくぜんと広くない?しかも参考図書が講座テキストだけ、国語はそれさえなしって…。

こりゃちょっと勉強するの大変かも、心してかからねば!

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